2010年02月22日
師範
昨日は日曜日恒例になった空手に行ってきました。
高校生、大学生、僕より年上の方と4人でした。
当然僕が一番の初心者です。
子供たちが小さいときから指導いただいていた先生が独立されて今の道場の師範なんです。
この先生まだお若いんですが、考え方がすごくしっかりされているので驚いています。
以前の流派のときはやはり試合とかで勝つための指導(強くなるために力を入れた)が中心でした。
当然その時も礼節は大切にはされてましたけど。
今特に指導いただいているのは、気を最大限に外に発散すること、逆にすべての気を内に秘めて体のいらない力を抜ききることこの2点です。
そして、一つ一つの技にどういう意味があるのか、どこに気をつけなければいけないのかを、わかりやすく理論だてて指導いただいています。
師範はあるところでブログを書かれてるんです。
そこには毎日鍛錬されている公園での出来事がたまに書かれています。
一つ紹介させてもらうと、少年野球をやっていて、ボールが草むらの方へ飛んで行った時、監督が保護者の方に、「もう捨てるボールだから探さなくて結構です」その言葉に「それってゴミを捨てて拾わなくていい」と言ってるのと同じだと思われたそうです。
そんな監督のもとでいい子は育つんだろうか?
最後のグランド整備のときも「イレギュラーとかしたら困るから。」という指導をされたそうです。
僕も思いますが、使ったグランドに感謝をして整備するものだと思うけど。
道場でもその気持ちでやってるし、最後出る時も師範と道場に礼の気持ちで挨拶をして出てますけどね。
考え方堅いですかね。